南相馬市 / 福島民報社 / 福島民友新聞社
■当日プログラム■
12:30 【開場】~ ウォン・ウィンツァン演奏とともに ~
12:50 ウォンさん演奏からオープニングトーク
13:00 【開会】趣旨説明とオリエンテーション
13:20 【第1部】「知る」~ 南相馬の参加者から ~
本猪木・石川・近藤・高橋・箱崎・須藤
14:30 【休憩も兼ねて】 ウォン・ウィンツァン演奏とお話し
14:45 【第2部】「つながる」
南相馬の参加者による対話“フィッシュボール”形式での対話
※会場の中心に10人が輪になり、参加者の前で対話します。
15:30 【第3部】南相馬の参加者を交えての会場全体でのダイアログ(対話)
より参加者に身近な対話の場を作ります。
16:20 【全体共有】※田口ランディさんからスタートして参加者から
16:50 挨拶、インフォメーション
17:00 終了
※ゲストである、田口ランディさん、ウォン・ウィンツァンについては
全体の流れの中で、適宜ご発言をいただきます。
■ご報告■
第1部では震災後の南相馬を知ってもらうため
南相馬からの参加者の中から6名がそれぞれの想いを語りました。
本猪木(南相馬の文化・歴史)・石川(建設会社から見た災害)・
近藤(子供たちの環境)・高橋(原発事故当時の想いを綴った詩の朗読)・
箱崎(未来へ向けたビジョン)・須藤(夢の街づくり)
現地でなければわからないこと、実際に活動してきて見えてきたもの、
感じるもの、今やるべきことや今後の目標などの想いが
会場全体に広がる時間になりました。
第2部では南相馬からの参加者が中央で輪になり
第1部では語りきれなかった「南相馬の生の会話」を雑談のように語りました。
ここでは、それぞれの職業や背景震災当時のできごとなどを語り、
それぞれ個人のことを知ってもらう時間になりました。
東京の参加者はそれを囲むように座り聞き耳を立てます。
第3部では南相馬からの参加者1名に対し東京の参加者が
約10数名のグループに別れ対話をしました。
すでに忘れられているような感覚もある中このタイミングで南相馬の
話を聴き、参加者同士で語り合える時間をつくれたことは大変有意義でした。
最後には共有の時間として参加者の方々数人に振り返りの感想を
いただきましたが、この場で得たきっかけが大きかったことが窺われました。
今回の南相馬ダイアログは多くのご協力のもと、
東京で開催することができました。ダイアログ=対話の大切さを
改めて感じながら今後も続けていけたらと思います。
この度は本当にありがとうございました。
■東京の参加者の方の感想など